I’ve Got You Under My Skin/ Frank Sinatra(アイヴ・ゴット・ユー・アンダー・マイ・スキン / フランク・シナトラ)歌詞 和訳 日本語訳

I’ve Got You Under My Skin-Frank Sinatra 和訳_JAZZ

I’ve Got You Under My Skin(アイヴ・ゴット・ユー・アンダー・マイ・スキン)



君を離せないんだ
心の深いところで
とても深いところで
自分の一部になってる
君を剝がせないんだ



そうならないようにしてた
「これは間違いなく
碌な結果にならないぞ」と
でもこうも思うんだ
なんで俺は
できないとよくわかってるのに
抗おうとするんだろう?って


本当に何も
考えなくていいのであれば
君をそばに置くためなら
何だってするつもりなんだ
でも毎晩
繰り返し繰り返し
俺の耳元で理性は言う



「愚かな俺よ、詰んでるゲームだろ?
正気を保って、現実だけみろ」



でもいつだって
君のことをほんのすこしでも
思い出すだけで
そんなこともできなくなってしまう


だって君を離せないから
そう、剥がせないんだ









あとがき


大好きなフランク・シナトラのナンバーから三曲目。


普段から自分の中の男性性の理想像のひとつとして聴いているので
めちゃすらすら言葉でてきます。

ちょっと間奏のナレーションが邪魔ですけど。
カメラの近さと、やっぱり話すように歌うのが好きなのでこの動画に。


やっぱり思うのは、原詞の言葉遊びのすばらしさ。
ロマンチックなラブソング、なんですけど、単語はそうじゃないから
自分はここに、大人の男のきわめてリアルネスな諦観、
しかし歌ぐらいは浪漫を歌いたい、みたいなものを感じるわけです。

たとえばここ。

I tried so not to give in
I said to myself, “This affair never will go so well”

「抵抗する」なんてそんな激しい激情じゃないんですよね
give in という極めて口語的であいまいな表現。なので
「そうならないようにしてた」にしました。

affairを選んでるのも、軽さ、このこと、醒め、を感じるし、
大人の男が恋だの愛だのの単語を使うのは違うだろと思うので
まいったな、この面倒ごとは碌なことにならん、みたいな
そういう意味をこめて「これ」と訳しました。

I’d sacrifice anything, come what might
For the sake of havin’ you near
In spite of a ~

ここも「本当に何も考えなくていいのであれば」を足してます。
前節で(というか全編を通して)ほぼ諦めの曲なので
そのあとの理性の言葉(アレンジではrepeats,screamともなるぐらいうるさい)への
牽制、俺、まだ理性さん側もあるよ、みたいな感じで。

“Don’t you know little fool, you never can win?
Use your mentality, wake up to reality”

そして理性の声のパート。
アレンジだと”no chance to win”などとも歌っています。
わたし的にはこの曲全体に流れているのは
本能と理性のせめぎ合いみたいなものではなく
本能側のあたたかな、ほほえむような、GOなので
理性は諦めてるみたいなイメージです。
なので「彼女、あるいはこの恋に勝てるか勝てないか」みたいな
そういう陳腐な話ではないため
「(もう本能がGOしてるんだから)詰んでるゲームだろ?」と
ちょっと諦めて笑ってる感じです。

I’ve got you under my skin

表題。これも大人の男は、くびったけ、みたいなそんな
ただ手放しに甘いことは言わないと思ってます。

なので、
「~ということで離せない、ていうか、
剝がせない(皮膚の下までなだけに)んだよな、まいってる」
みたいな感じの手触りにしました。

ほんとに歌詞の単語ひとつひとつが好きです。

以上、シナトラ三曲目でした!また思いついたら書きます。

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